MGTS、自動車・パーソナルモビリティ産業に特化したデータ取引所を開設フランスDawex(ダウェックス)の技術を採用

カー用品、車両整備のリーダー仏Mobiviaグループ傘下のMGTS社、 自動車・パーソナルモビリティに関する情報の一元化に向けてデータ取引所を始動

プレスリリース

2022年5月11日、データ取引、データ取引所、データハブのリーディングカンパニーであるフランスのDawex(ダウェックス)は、自動車産業(流通、販売、使用、消耗、メンテナンス、設備)とグローバルなパーソナルモビリティのための初の非個人データ取引所「MGTSデータマーケットプレイス 」のローンチを発表しました。

フランスMobiviaグループ傘下のカー用品販売MGTS社(本社スイス、ジュネーブ)が開設したデータ取引所は、現在、そして未来のパーソナルモビリティに関する全ての関係機関とオブザーバーを集約し、ユーザーが急速に変化する自動車・パーソナルモビリティ産業を理解し、予測し、革新できるようにすることを目的としています。フランスのMobivia (モビヴィア) グループは創業50年の車両整備のリーディングカンパニーで、米ミダスMidas、仏ノルオートNorauto 、独ATUなど多国籍ブランドを有し、18カ国で2,000のクライアントと接点をもち、年間5000万人以上の顧客を管理しています。

「Dawexは、パワフルで効率的、かつ安全で、使いやすいデータ取引所を構築し、当社やパートナーのデータを収益化し、価値を生み出すための技術ソリューションを提供してくれました。」とMGTSのインターナショナル・プロダクト・リーダー、ルドヴィク・コデルッピ(Ludovic Codeluppi) 氏は述べています。

MGTSデータマーケットプレイスは、Dawex のデータ取引技術を活用し、自動車産業における非個人データの収集、集約、配布、取引、収益化を促進します。あらゆるマーケットの関係者がデータを管理し、セキュリティとトレーサビリティを保証する環境下で、誰とどのような目的で共有するかを決定できます。Dawexの事業と規制に関する専門知識により、MGTS データマーケットプレイスは欧州および国際的な規制要件を満たしEUデータ法案にも完全に合致しています。

コデルッピ氏はまた次のように説明しています。「MGTSは、Dawexの紹介により、1年足らずで我々のエコシステム以外の組織と強固な関係を構築することができました。この関係者間でのデータの流通と商業化は、新しいビジネスモデルの開発において重要な役割を果たすでしょう。」

Dawexのテクノロジーにより、MGTSは自動車・モビリティ分野の膨大なデータエコシステムの調和と活性化を実現し、関係者にユーザー体験の理解と向上、生産性と効率の向上、そしてイノベーションの促進を図ることができます。MGTSによる導入は、Dawexによるテクノロジーのリーダーシップを示す一例であり、確かな事例構築の足跡を示すものです。

「データ取引は、ビジネスの競争力と経済的主権の基本的な要素となっています。データのエコシステム内での循環と収益化を組織化することは、小売業界のすべてのプレーヤーにとって必須です。」とDawexの共同CEO、Fabrice Tocco(ファブリス・トッコ)は述べています。

Dawexについて

今日の経済では、データは独自の価値と新しい収益源を備え、無限の可能性を秘めた製品に成長しました。Dawex テクノロジーを活用すると、組織は規制要件、トレーサビリティやセキュリティの課題に対応したデータ取引プラットフォームを中心に、新しいエコシステムを築くことができます。Dawex はデータ取引データ取引所、およびデータハブ分野を代表するテクノロジー企業であり、データのソーシング、配布、取引の統括を可能にします。2020年世界経済フォーラムの「Technology Pioneer」を受賞した Dawex は、Gaia-X の活発なメンバーでもあります。2015 年に創業された Dawex は、本社をフランスに構え、欧州、アジア、北米、中東へと事業を拡大しています。

 

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