国際的な研究コンソーシアムへの積極的な貢献

信頼できるデータ経済の発展を加速する基準を追求。

データ取引を前進させるための積極的な貢献

データ取引およびデータ経済は、市場アナリスト、世界的な機関、大学、公的機関や民間機関の関心を集めているテーマです。このような状況のもと、法律や規制を遵守しながら組織がデータの価値を活用できるよう、データ取引のメリットを最大限に活用するための適切なデータポリシーの導入とフレームワークの開発を加速させることが重要になっています。

このような使命の一環として、Dawex は世界のデータ経済の将来を形作る複数のプロジェクトやイニシアチブに取り組んでいます。

Dawex は、世界を前進させ、社会に利益をもたらすデータ基準、ポリシー、フレームワークの進化、適正化、導入に積極的に貢献しています。Dawex はデータ取引の複数の主要イニシアチブの役員として活動し、データ取引の専門家としてさまざまな団体と連携し、データエコシステムが経済に与える影響についての詳細なレポートの作成に参加するだけでなく、強力なデータスペース構築の方法についての専門性や経験を共有し国際会議やサミットにも参加しています。

世界経済フォーラムのデータポリシーワークグループ - 将来のデータフレームワークを定義する世界的なプロジェクト

データポリシーワークグループには、データポリシーとデータガバナンスに対する世界経済フォーラムのアプローチをリードする、世界クラスの専門家が集まっています。このワークグループの使命は、将来を見据えた、信頼性が高く相互運用が可能なデータポリシーの定義と実装をサポートすることです。

役割 - 世界経済フォーラムの「テクノロジーパイオニア」アワードを受賞し、グローバルイノベーターに指名されたアクティブなメンバーとして、Dawex はイノベーションを促進して責任あるデータ使用を加速させるデータポリシーの共同設計、運用、拡張において、データ取引における専門的な知識を提供しています。また、Dawex はデータに深く関わり、データに対する知識が豊かな 30 人のソートリーダーで構成されるグローバル ヒューチャー カウンシルのメンバーでもあります。主な達成事項の 1 つは、世界経済フォーラムの変革マップへのデータ取引の統合です。このマップは、データ経済を変革しているさまざまな要因を示しています。

WEF-logo-blue
UNEP Logo

国連環境計画

国連環境計画 (UNEP) は、環境に関する課題への対応の調整を行う国連機関です。UNEP は環境に関して世界を代表する機関であり、気候変動、自然とおよび生物多様性の喪失、汚染、という地球規模の 3 つの危機の根本原因を掘り下げることで、変革を促進しています。

役割 - Dawex は、2025年までの環境に対する国連のデータ戦略に貢献するため、UNEP のデータ専門家グループへの参加に招かれました。また、多面的な環境目標を満たすため、技術を活用し業種を横断したデータの最適化、ガバナンス、アクセスへの統合的アプローチを調査しています。

GAIA-X - 欧州の連合データインフラストラクチャ

Gaia-X には政治、ビジネス、教育機関、科学、産業界を含む多数のバックグランドや業種の代表者が集まっています。この欧州規模の団体は、エコシステム、つまり連合されたセキュアなデータインフラストラクチャの構築を目標とし、信頼できる環境でデータを共有・提供し、データに対する統治を維持することで、利用者にコントロールを戻すことを目指しています。データ取引は GAIA-X Federation Services の 4 つの取り組みの 1 つです。

役割 - Dawex は Gaia-X の創設当初から参加しており、データ取引に関する専門知識を提供しています。また、Gaia-X の CTO の招待に応じてデータ取引サービス要件ワーキンググループをリードしています。Dawex は Gaia-X の活動に積極的に参加しており、新しいユースケースを提供することで継続的に貢献しています。

logo Gaia-X
Logo Data Society Alliance

データ社会推進協議会: 豊かなデータ社会の実現に焦点を当てた日本の団体

データ社会推進協議会 (DSA、旧: データ流通推進協議会) は経済産業省 (METI) による支援のもと、2017年11月に設立されました。DSA は 170 以上の会員組織で構成されており、あらゆる分野とあらゆる業種におけるデータ流通と利活用に関する課題を解決するためのイニシアチブを、産官学を越えた連携により促進しています。

役割 - Dawex は、信頼性のある自由なデータ流通に取り組むワークグループで、特にデータ流通の事業化に関して積極的に参加しています。また、データ取引フレームワーク、国際標準、基準のテーマでも貢献しています。

SM4RTENANCE

SMARTENANCE は欧州の 47 団体によるコンソーシアムで、製造業の欧州データスペースを展開し、データ流通に関する産業エコシステムを連合させることを目指しています。SM4RTENANCE はデータスペース連合を形成し、製造業における協力的で循環的な整備のために、多面的なデジタルバリューチェーンの可能性を示すことを目的としています。

役割 - Dawex はデータ取引サービスを含むデータスペースの中核サービスの開発と導入をリードし、複数のデータスペースの連合を支え、Gaia-X の原則に準拠するようにしています。

Logo_SMARTENANCE
TEMS Logo

TEMS

TEMS (Trusted European Media Data Space) は、TEMS は 14 か国の文化およびクリエイティブ業界からの数百のステークホルダーを代表する 43 組織が結集したコンソーシアムです。欧州の共通メディアデータスペースを設計・実現することで、各地・各地域のメディアエコシステムの経済的な発展と将来的な成長を促進することを目的としています。TEMS はまた、誤情報との戦いやオーディエンス分析、制作チェーンにおけるデータフローの改善、AI やバーチャルリアリティ関連のテクノロジーの導入など、メディア・文化業界が直面する課題への対応も支援します。

役割 - Dawex はこのコンソーシアムのメンバーであり、欧州を代表するメディアおよび文化組織を結びつけるエコシステム全体でデータ流通を可能にするデータ取引テクノロジーを提供します。

DOME

DOME プロジェクトは、クラウドとエッジサービスの共有デジタルカタログに接続された複数の取引所のネットワークを構築するために、 包括的な産業データエコシステムの開発を目指しています。DOME は 38 の組織で構成されるコンソーシアムです。参加組織は、データ、クラウド、エッジアプリケーションやサービス向けのオープンな分散型ポータルの作成に取り組んでいます。

役割 - Dawex はこのコンソーシアムのメンバーです。Dawex は DOME フレームワークを導入し、Gaia-X トラストフレームワークを利用して、DOME ポータルに Dawex データ取引テクノロジーを接続します。

DOME logo
CyberSec4Europe Logo

CyberSec4Europe - ヨーロッパの主要サイバーセキュリティ研究プログラム

CyberSec4Europe は将来の European Cybersecurity Competence Network のためのガバナンスモデルを開発しており、22か国の 43 のプロジェクトパートナーと連携しています。CyberSec4Europe はヨーロッパのサイバーセキュリティ能力を進歩させるために、このモデルを複数のテクノロジーおよびイノベーション活動に試用することを目指しています。

役割 - Dawex はこのプログラムの役員であり、医療データの取引を運用するプロジェクトのためにデータ取引プラットフォームを提供しています。

Data Pitch - データ&イノベーションの欧州アクセラレーター

Data Pitch はデータをシェアした経験のある企業を結集し、革新的なスタートアップ企業と協力を行いました。このプロジェクトは、複雑な技術課題に答えを見つけることに焦点を当てたものでした。中小企業にとっての強力なバーチャルアクセラレーターであるこのプロジェクトでは、13 か国 47 社のスタートアップ企業が株式なしの資金調達で最大 €100,000 を調達しました。

役割 - Dawex はコンソーシアムの主要メンバーとして、Data Pitch がサポートするスタートアップと企業間での安全で信頼性の高いデータ取引を実現できるように、データ取引テクノロジーを提供しました。

Data Pitch Logo

講演の取り組み

CES Unveiled、MIT CDOIQ シンポジウム、世界経済フォーラムの事例年次総会、国連、G7 デジタル・技術年次会合やその他の多くのイベントやカンファレンスで、Dawex はデータ取引戦略についての講演を行ったりデータ経済の将来的な発展について議論したりするだけでなく、効果的なデータ取引使用事例についても探求しています。