信頼できる身元
- 高度で安全なオンボーディングプロセスと登録プロセスにより、データ取引所やデータハブのオーケストレーターは、データ取引システムにアクセスする人を組織レベルだけでなく個人レベルでコントロールできます。アクセスや権限は管理コンソールからいつでも取り消すことが可能です。
- Dawex データ取引ソリューションは、ID フェデレーションと SSO に対応しており、OpenID Connect を介した認証および承認が可能です。
- データ取引プラットフォームソリューションは、分散型アイデンティティ (DID) を使用し、自己主権型アイデンティティを提供するソリューションと相互運用することができます。また、自然人および法人の確認可能な認証情報を提供するデジタル ID ウォレットに接続します。
- データ提供者は、データ製品の表示レベルを詳細に設定できます。データの出品は一部の組織や個人だけにプライベート表示したり、プラットフォームのすべての利用者に表示したりできます。また、データ提供者が選択した場合には、マーケティング目的のためにデータの出品をプラットフォーム利用者以外に公開することも可能です。プライベートサブグループを設定すると、特定のトピックでのデータの出品の表示やメンバー間のデータ取引を行うことができます。
- グループ、役割、ユーザーアクセス権限の設定は、多要素認証 (MFA) をサポートしています。多要素認証には、ワンタイムパスワード (OTP) およびロールベースアクセス制御 (RBAC) が使用されます。
- データプライバシーバイデザインを採用しているため、プラットフォーム上に保存されるすべてのデータが暗号化されます。利用者やオーケストレーターが確認できるのは、データカタログで利用可能な関連データのみです。
- プリセットライセンス (再利用と設定が可能) では、データ提供者は公開/プライベーやオープン/商用の利用、無料/有料データ取引など、利用条件を正確に設定できます。
- 個人データは GDPR、欧州外の個人データ規制である CCPA や APPI などに準拠して管理されます。個人データの申告・管理・非表示には、取引プロセス全体を通して特定のワークフローが提供されます。
- 同意管理システムへの API 接続が用意されているため、データ取得者は各データリクエストでデータ製品のアクセスおよび使用に関する同意を受けることができます。
- Dawex はオープンデジタル権利言語 (ODRL) によりコンプライアンスへのチェックをコード化する「Compliance as code」を導入しており、ポリシーは「機械判読可能な」方法で記述されています。また取得時には、制約可能なものを自動化しています。
トレーサビリティ
Dawex データ取引プラットフォームソリューションでは、データ提供者がデータ取引の追跡やデータ製品のアクセスに使用できる幅広い機能を提供することで、ソリューションの信頼レベルを強化しています。
オーケストレーターは管理コンソールからアクティビティをモニタリングし、過去のアクティビティに対して詳細な監査を行うことができます。ただし、オーケストレーターはデータ自体にはアクセスできないため、データプライバシーは完全に保護されます。
利用者はさまざまなデータの出品を閲覧し、各データ製品の関連メタデータを探索することができます。データ提供者は自身のデータ製品に関連するアクセスをモニタリングし、追跡できます。
